
“青年は力である” 常に新しい社会を建設する原動力である。 今日の経済的不均衡、政局の不安定な日本の現状に於て特に この青年のフレッシュな感覚とイモータルな情熱を要望している。 しかし、青年と雖も一人一人の力には限りがある。 意志相通ずる力を結集し団結してこそ、その真価が発揮されるのである。 この実情に鑑み我々は茲に桐生に在る青年同士相寄り 先ず社会の一員たる人間であるという認識のもと 自己の修練に努め、郷土桐生の発展を図ると共に、 既に日本各都市に設立されている青年会議所と相携え、 日本の経済社会の発展に寄与し、 進んでは世界各国の青年会議所とも提携し人類の幸福に力を尽くしたいと思う。 昭和31年 発起人一同』 |
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これは桐生青年会議所の創立にあたり、 会員の熱烈なる意欲をうたいあげた設立趣意書である。 そして今日に至るまで、この精神を基盤として常により良き社会の建設を目標に、 指導者訓練を基調とした人間形成を通じて、お互いの友情を深め、 地域社会の経済・文化の向上・発展のためにあらゆる努力を続けてきた。 一方、戦後の荒廃した祖国の再建に厳しい使命感を抱いて立ち上った日本の青年会議所運動は 早くも18年の歳月を経た。この間 日本経済の驚異的な発展と共に、生活環境は一変し、 その反面幾多の経済的不均衡を増大した。 そして急激に流れ込んだ民主主義が個人の自由と尊厳を強調するあまり、 ともすれば祖国を愛する心を失い、自らの住民地域社会をも顧みぬ風潮や久々の平和に酔いしれ、 とかく怠惰に流れがちな世相など、近代福祉国家建設の前に多くの問題がよこたわっている。 しかも我が国にとって近代福祉国家の建設は急務であり容易ならぬ事業である。そ してこの成否の鍵を握るものこそ我々青年の英知と勇気と情熱である。 我々桐生青年会議所は、創立以来10年余、この大きな目標に向かって一歩一歩前進を続け、 多くの活動を通じて今や地域社会からその真価を認められつつある。 この際これまでの歴史を基盤とし、更に将来に向かって発展するために、一段と組織を強化し、 社会的義務を自ら負うことによって責任を自覚すべく、社団法人桐生青年会議所を設立し、 青年に与えられたその使命を果たすために、創始の精神を想起し、 決意を新たにして力強い活動を展開したい。 昭和42年7月 発起人一同 |
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