マニフェスト検証大会コメント

                   

まずはマニフェスト検証大会を終えて全体的な感想を申し上げます。

基本的な考え方として、私はあくまで評価を受ける側であり、その評価は全て甘んじて受けたいと思います。今回のようなマニフェストの検証をするという作業は、とても有意義であることは何ら異論ありませんが、まだ検証のシステムや基準が確立されていないという印象はあります。もちろん、これらを確立するための試行錯誤のひとつを考えれば、何ら心配することはありません。ただ、ひとつ心配なのは、結果が数値化されるということで、後々の検証作業の数値を気にするがあまり、マニフェストの目標設定のハードルが低くなる可能性も考えられるので、選挙時の公開討論会も含め、早急なシステムや基準づくりが望まれます。

各論に入りますが、最初にアンケートの集計結果については集計した円グラフなどに用いている数値がパーセンテイジのみなので、できれば実数も示していただければと思います。アンケートの前段である参加者の性別・年齢別・地域別、そして質問1、2については、現況の中でそれぞれの立場で努力をした結果なので、これが現実であるという認識をもっています。質問3、4については、かなり質の高いコメントが多く、参加者の意識・見識の高さを感じました。特に、質問7では従来の陳情型から提案・参加型へと市民自身の意識や考え方が変化してきていると感じました。いずれにしても、こうした建設的で生産的、そして社会的な意見や議論が交わせることは、市長としても、とてもいい刺激になりました。全体的に、肯定的な意見が多かったようですが、自分に限らず、これから政治を行う者にとって、マニフェストの作成には充分な時間とスタッフが必要と感じますが、現実問題として地方政治家がどこまでこれらに対応できるかは疑問の残るところでもあります。そうはいっても、マニフェストの進捗状況を含め、最終的な総合評価は4年に一度の選挙であることは間違いないので、このマニフェストの評価が選挙の際の投票を決めるひとつの指針には成りうると考えます。

最後に、マニフェスト検証大会の企画・開催をしていただいた()桐生青年会議所のメンバーの皆様はじめ関係者のご尽力に心から敬意と感謝を申し上げます。ありがとうございました。

            平成20426日   みどり市長  石 原  条